ポリフェルトEX-Rを軟弱路床と下層路盤との間に敷設し舗装を構築する工法です。主に分離機能により軟弱路床で懸念される施工時や供用後での路盤材と軟弱路床土との混入を防ぐ働きをします。これにより路床を改良することなく所要の舗装支持力を確保することができます。
設計・施工については、「ジオテキスタイルを用いた軟弱路床上舗装の設計・施工マニュアル (一財)土木研究センター」に準拠しています。
特長
- ジオテキスタイルの分離機能により舗装支持力を確保
路盤材と軟弱路床土との混入を防ぐことにより、従来工法のように軟弱路床を直接改善することなく舗装支持力を確保することができます。 - 掘削土量の削減により工費を削減
従来工法に対し掘削土量が削減されるため、残土処理を含む工事費の削減が期待できます。 - 工期短縮が図れ、周辺環境への負荷が少ない
養生不要で敷設のみの人力簡易施工であるため工期が短縮できます。粉塵飛散の心配がなく、大型重機不要で騒音・振動など周辺環境への影響が軽減されます。 - メンテナンスが容易
地下埋設物のメンテナンス、新規埋設が可能です。借地(期限付)で現状復旧を伴う場合、撤去作業が簡略化出来ます。