都市域の建設工事などにおいて、建設作業振動による周辺住民の生活環境への影響が重要な問題となっている背景から、振動源となる重機作業エリアでの対策手法としてジオパッド®が適用されています。
ジオパッド®は、原料であるポリオレフィン系エラストマーの振動低減効果に加え、波状に一定間隔で配列された上層と、異なる位相で波状に配列された下層の2層構造で、製品の面内(水平)方向に空間を有する特殊な構造により、振動を効果的に低減させることができます。
特長
- 敷鉄板同士または舗装と敷鉄板の間に敷設することで、重機走行時の振動を低減することができます。
- 圧縮特性に優れるため、重機が載っても潰れ難く、350t級クローラークレーンも含め広範囲の重機に適用可能です。
- シート状で薄いため、重機や大型車の走行時にも段差障害となり難く、走行時の安定性向上も期待できます。
- 荷姿はロール形状で軽量のため、運搬・設置・撤去・収納が容易です。排水性がよく、水分の吸収による重量変化がありません。
- 樹脂製であるため、ハサミなどで切断することができ、現場合せが可能です。